もう乗らなくなったバイクをどのように処分すればよいか、わからない方もいるのではないでしょうか。とくに集合住宅などで長期間放置されているバイクはそのままにしておくと邪魔になり、景観にも影響するためなんとかしたいものでしょう。そこで今回の記事ではバイクを処分する方法や、とくに放置されたバイクの処分法であるバイク回収について、詳しくご説明いたします。
1. バイクを処分する際のポイント
まず不要となったバイクを処分する際のポイントを、ふたつご説明しましょう。
1-1. ナンバープレートの返納
バイクにはかならずナンバープレートがついていますが、処分にあたりこのプレートを返納する必要があります。手続きはバイクの排気量によって異なり、原付バイクは各地方自治体の役所が窓口になります。
ホームページから必要書類をダウンロードして必要事項を記入したのち、ナンバープレートと共に役所に提出し、廃車証を受け取りましょう。
一方排気量が126cc以上のバイクは、窓口が陸運支局になります。
こちらもナンバープレートとともに、印鑑・車検証・自賠責保険証明書などを持参し、申請しましょう。
1-2. バイク本体の処分
ナンバープレートを返納して廃車処分を行ったのち、バイク本体を処分します。その方法は引き取り・売却・回収の3パターンにわけられるのです。
バイクの引き取り
公益財団法人である自動車リサイクル推進センターに、自分でもち込んで処分してもらえます。
自分で持ち込む手間はかかりますが、まだ利用できる部品は再利用してくれるうえに、責任をもって処分をしてくれます。リサイクル料金は無料です。
もうひとつは、廃棄二輪車取扱店で引き取ってもらうことです。
廃棄二輪車取扱店は一般的に二輪車の販売店が兼ねていることが多いので、街中のバイク屋で対応してくれる可能性が高くなります。ただし廃棄処分に費用が必要となる可能性があるため、事前に確認をしておきましょう。
バイクの売却
バイクの買い取りを専門にする業者に、売却もできます。ただしこちらはまだ十分に乗れるバイクが対象になるうえに、思ったとおりの金額に査定してくれるかはわかりません。
バイクの回収
もうひとつは、業者にバイクの回収を依頼することです。バイクの回収はバイクの回収を専門に扱っている業者に依頼する方法と、不用品回収業者に依頼する方法があります。
バイクの回収を専門にしている業者であれば、無料で廃車手続きも対応してくれるうえに、バイクを引き取りに来てくれるところが一般的です。廃棄二輪車取扱店で引き取ってもらうと有料となることがありますので、無料で処分してもらえる可能性が高い回収業者の方が、割安になることでしょう。
不用品回収業者は、文字どおりさまざまな不用品を回収しています。もしバイク以外にも処分するものがあれば、不用品回収業者に依頼する方法は一案です。ただし許可を得て運営している業者でなければ、バイクを不法投棄している可能性も指摘されています。
不用品回収業者に依頼する場合は、「廃棄物の処理方法を的確に行うためにしっかりと知識と技術をもっている」証明でもある、一般廃棄物収集運搬業許可証をもつ業者に依頼するようにしましょう。
2. バイク回収業者への依頼の流れ
自分が乗っていたバイクの処分であれば、自分で引き取り場所へもち込んだり、売却したりすることを考えるとよいでしょう。
しかし放置されているバイクの場合を処分する場合は、バイクの回収を専門にする回収業者へ依頼することが望ましいといえます。以下からは依頼の流れをご紹介していきましょう。
2-1. 業者へ連絡
まず業者に連絡するところからはじまります。回収業者には、回収してほしいバイクの台数や車種・回収希望日などを連絡しましょう。
2-2. 告知票の貼り付け
放置されているバイクの場合、バイクに告知期間や撤去日を記載した告知票を、バイクと集合住宅の掲示板で通知しましょう。
2-3. 管轄警察への照会
告知期間中に持ち主が出てこなければ、管轄警察署に依頼し盗難車両ではないか照会をします。
2-4. 回収
盗難車両でないことがわかれば、業者に回収に来てもらいます。バイクの回収を専門にしている業者であれば、その後の廃車手続きもしっかりと対応してくれるのです。通常バイクを回収した後は、まだ利用できるバイクの部品は再利用します。まだ本体として乗れる場合は、開発途上国などの新しいバイクに乗ることが難しい国に、輸出されることもあるのです。
3. まとめ
今回はバイクを処分する際の要点をご説明しました。バイクの回収は、バイク回収を専門にしている回収業者に依頼することが一番確実です。
もし東京都および神奈川県内で不要なバイク、放置されているバイクの処分をお考えであれば、「アレックファースト」にご相談ください。責任をもって回収し、適切に処分することをお約束します。
バイクの処分でお困りの方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいませ。